木造在来工法、ツーバイフォー工法

マイホームや投資用物件として、木造一戸建てを購入するなら、工法を知っておいて損はありません。
「工法を知ったところで、何の役に立つの?」と思うかもしれませんが、実は、工法によって、どのような住み心地になるのか等が変わります。
そこで、ここでは、木造一戸建ての工法の中でメジャーな木造在来工法とツーバイフォー工法は、どのような工法なのかを説明しています。

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木造在来工法

以下の写真の壁の部分を見てください。




壁の分は、以下のように、柱で組まれていますよね。




このような建築工法を、「木造在来工法」といいます。従来の木造建築物では、この工法が主流です。

この工法の特徴は、接着剤などの化学物質の使用が少ないので、シックハウスの心配が少ないこと、設計の自由度が高いことでしょうね。

欠点とすれば、湿気、シロアリ、火災に弱いこと、作るには技術が必要なので、技術格差が出やすいこと(工務店の技術によって品質がバラつくこと)でしょうね。あとは、気密性が悪いので、冬は寒くて、夏は暑いことでしょうか。

ツーバイフォー工法

以下のような「パネル」を組み合わせて、家を作っていく工法を「ツーバイフォー工法」といいます。




工場で生産されたパネルを組み合わせていくだけなので、工務店の技術は関係なく、同一の品質の家が建ちやすいこと、地震や火災に強いこと、気密性が高いので、冬は暖かくて、夏は涼しいことなどのメリットがあります。

しかし、増築する際は、パネルに穴を開けることもあり、強度的に補強しなければならないなど、簡単に増築できません。また気密性が高いので、結露や、シックハウスの対策をとらなければなりません。


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