中古マンション購入のメリット・デメリット

マイホームを購入する時、新築にすべきか、中古にすべきか、一戸建てにすべきか、マンションにすべきか悩むと思います。
そこで、このページでは、中古マンションを購入する場合のメリット・デメリットについて紹介しています。

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中古マンション購入のメリット

1.築年数にもよりますが、何より安価であること
築年数を気にしないのであれば、都心近くでも、1000万円台もありえます。

2.近所に誰が住んでいるのかわかる
当然の話ですが、中古マンションの場合、既に住民が住んでいます。つまり、不動産屋に聞けば、上下左右の住民の家族構成がわかるわけです。新築のマンションのように、ふたを開けるまでは近所に誰が住むのかわからないということがないわけです。

3.中古マンションは値崩れを起こす場合がある
売る側にはデメリットでも、買う側にはメリットになりえます。つまり、品質のよいマンションでも売りを急いでいる人が売れば「値崩れを起こす」こともあります。こういったお買い得品を購入することができるかもしれません。

中古マンション購入のデメリット

1.管理費、修繕積立金が高い
中古マンションは、表示価格が低いけど……
特に修繕積立金は築年数と共に増加するはずです。増加しないマンションは危ないでしょう。

少なく見積もっても以下の価格くらいは、かかるでしょうね。
月3万円=年36万円=20年で720万円

☆)管理費とは?
管理費とは、管理人・清掃等に支払う費用のことです。管理人さんが在住していれば、治安も少しはよくなるでしょう。管理人さんがいないと……治安が悪くなる可能性もあります。

☆)修繕積立金とは?
人が作ったものは、必ず壊れます。マンションといえども例外ではありません。小規模から大規模までの修繕の為に、月々お金を積み立てていくわけですが……

2.管理組合がしっかりしていないと、修繕積立金がたまっていないこともある
修繕積立金は、マンションの管理組合などが管理・運用しますが、管理組合がしっかりしていないマンションだと、貯まっているはずの修繕積立金が貯まっていないこともあるそうです。その時に、マンションにヒビが入ると……一世帯あたり100万円などと集金に来ることもあるそうです。

突発的な修理費や管理費、修繕引当金の値上げが嫌で、マンションを売りに出す人もいるそうです。購入して、間もないのに、100万円以上の修繕金を請求されたり、いきなり管理費・修繕引当金が値上げされたりした実例もあるそうです。

3.20年後、価値があるかどうかわからない
売急いでいる人が安く売ってしまえば、「実績」ができて、値崩れすることもあります(私の義父のマンションは値崩れしてしまいました)。買う方にはお得ですが、売る方はたまったものではありません。

4.騒音問題
時間の経過と共に防音効果がなくなっていくので……上下左右の人と騒音でモメル可能性が高いです。

といっても、中古マンションの場合は、既に住民がいます。不動産会社に近所の家族構成を聞けば、そのリスクは最小限に抑えることができます

といっても、自分に小さな子供がいると、下の階からの苦情を言われることも……

賃貸の場合は、大家に注意してもらえば多くの場合、改善されますが、マンションを購入した場合は、うるさいからと言って、売却させることもできないので、騒音問題は非常に深刻な問題になります。騒音問題で、購入後、すぐに家を出た事例もあるそうです。

5.防犯も疑問
マンションは一戸建てに比べて防犯性が優れているといいますが……マンションでは誰が住んでいるのかわからないので、誰が侵入してもわかりません。
オートロックも、実は簡単に入ることができます。中に入り込まれると……逆に怖くないですか?

6.結露でカビ天国になっている可能性も。
リフォームすれば、綺麗に見えます。マンションは高気密なので、結露などで実際はカビが生えやすいですが、リフォームでわからなくなっている可能性もあります。住んでいてると、壁がカビだらけになったという実例も……カビは命に関わる問題です。

7.水周りに要注意!
水周りには特に注意しましょう!リフォームしてもここは改善できない場合があるので、水周りを見ると、参考になるところが多いかと思います。

8.地震で住めなくなれば、資産価値が0円になる(神戸の震災で実例あり)
地震で住めなくなれば、建てかえるわけにもいかないので……
一戸建て以上に深刻です。

9.住宅ローン控除の適用外の可能性も。
築年数で住宅ローン控除が適用されるかどうかが変わります(2005年)。
築年数によっては住宅ローン控除を受けることができません。


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